こんにちは!「AIいっぽラボ」の所長です。
突然ですが、Geminiを使っていて「なんか、求めていた回答と違うなぁ……」とモヤモヤしたことはありませんか?
ひつじさんあります、あります!
『忘年会の企画を考えて』って聞いたら『クイズ大会やビンゴがおすすめです』みたいな、当たり障りのない正論が返ってきて…。正直、『そんなの知ってるよ!』ってがっかりしちゃいました。



すごく分かります。私も最初はそうでした。 『AIはすごいって聞くけど、結局検索した方が早くない?』って思っちゃうんですよね。
でも、実はそれ、AIが賢くないわけではないんです。 私たちが「AIへの正しい頼み方(プロンプト)」を知らなかっただけかもしれません。
今回は、Geminiの回答精度を劇的に高める「魔法のプロンプト構文」を使って、回答がどれくらい変わるのかを徹底検証します。
検証:構文「あり」と「なし」で比べてみた
まずは実際にGeminiに指示を出して、回答がどう変わるのかを比較しました。テーマは会社員なら誰もが頭を悩ませる「忘年会の企画」です。
検証1:【NG】構文なし(丸投げ)
まずは、何も工夫せずに思いついた言葉をそのまま投げかけてみます。
Geminiへの指示(プロンプト)
忘年会の企画を考えて。
Geminiの回答(要約)





うーん…正解なんですが、「教科書通り」すぎて面白みがありません。これでは「具体的にどう進めればいいの?」という疑問が解決しませんよね。
検証2:【OK】構文あり(魔法の型)
次に、後ほど紹介する「4つの要素」を入れたプロンプトで指示してみます。
入力した指示(魔法の構文)
# 役割
あなたは「イベント企画のプロ」です。
# 命令
以下の情報を元に、社員同士の交流が深まる「忘年会のタイムスケジュールと企画案」を作成してください。
# 参考情報
・参加者:30名(20代〜50代まで幅広い)
・悩み:普段部署が違うと会話がない、ただの飲み会だと盛り上がらない
# 条件
・2時間制
・全員が必ず一度は会話できるゲームを入れる
・準備物が少なくて済むもの
Geminiの回答(一部)





かなり本格的…!『共通点探しゲーム』とか、世代が違っても話せそうな具体的な企画を出してくれてる!これなら幹事の私でも自信を持って提案できそうです!



そうなんです。 AIが急に賢くなったわけではありません。私たちの『頼み方』を変えただけで、ここまで別人級の働きをしてくれるんです。
誰でも使える「魔法のプロンプト構文」4セット
では、どのような「型」を使えばいいのでしょうか?
誰でもプロ並みの回答を引き出せる「黄金の4要素」がこちらです。
指示を出すときは、以下の4つを埋めてみてください。
Geminiへの指示(プロンプトの型)
# 1. 役割(Role)
あなたは「〇〇のプロ」です。
# 2. 命令(Instruction)
以下の情報を元に、〇〇を作成してください。
# 3. 参考情報(Context)
・対象者:〇〇
・現状の悩み:〇〇
# 4. 条件(Constraint)
・〇〇文字以内で
・箇条書きで
・初心者にも分かりやすく
AIは「超優秀な新入社員」だと思おう
なぜ、この4つが必要なのでしょうか?
Geminiは「なんでも知っている魔法使い」ではなく、「能力は高いけれど、空気を読むのが苦手な新入社員」だとイメージすると分かりやすいです。
例えば、新入社員に「お昼ごはん買ってきて」とだけ頼んだらどうなるでしょうか?
- パンなのか、お弁当なのか?
- 予算はいくらなのか?
- 苦手な食べ物はあるのか?
情報が足りなすぎて、無難な「コンビニおにぎり」を買ってくるしかありません。これが、検証1で起きた「当たり障りのない回答」の正体です。



AIは、指示されたこと以外は『勝手に判断しちゃいけない』と思っているんだ。だから『予算は500円』『麺類以外』みたいに条件を教えてくれるとすごく動きやすくなるよ!
まとめ:AIへの指示は「部下への指示」と同じ
いかがでしたか?
AIから良い回答が返ってこない時は、AIの性能を疑う前に「指示が足りているかな?」と振り返ってみてください。
- 役割を与える
- 命令を明確にする
- 情報を渡す
- 条件で絞り込む
この4つを意識するだけで、Geminiはあなたの意図を汲み取り、期待以上の仕事をしてくれるようになります。 これは、部下や同僚に対する「的確な指示出し(マネジメントスキル)」と全く同じです。



次回からGeminiにお願いする時は、ぜひこの『魔法の構文』をコピペして使ってみてください。『別人みたいに賢くなった!』という感動を味わえるはずですよ。





